「発達障害の自分の育て方」を読んでみた。

こんにちは!yu-kaです。

もうすぐ2016年が終わりますね。

最近、発達障害についての書籍を読み、返しています。

これから、発達障害に関する書籍をコラムで紹介していこうと思います。
発達障害の自分の育て方

レノボ・ジャパン株式会社のサプライデマンド(需要供給)シニアアナリストの、岩本友規さんが書かれた

「発達障害の自分の育て方」を読みました。

岩本さんは、現在障害者雇用として勤務されており、担当分野の需要予測精度では単月ベースで世界1位の実績を上げられたことがあるそうです。

「発達障害」の自分の育て方 岩本友規さん 著 を読んでみました!”発達障害の自分を育てる方法”が具体的とても分かりやすかったです。

yu-kaが感じた本書の重要ポイント

1.ストレスからの回復を早める「自立」の大切さ

発達障害の困りごとを改善する上で、まず「自立」をすることが大切だと、岩本さんは強調されています。

俯瞰視することで「周囲の世界」と「自分の世界」の切り分けができるようになり、自分の感情に客観的に気づく。それにより、ストレスからの回復が早くなる、ということです。

自分のコントロール外にあることを絶対的な基準にして、自分のことを評価してしまうと、とても生きづらくなってしまいます。(中略) 自分の考え方をもっと大事にしてもいいんです。自分の世界と周囲の世界という2つを区別して考えられるようになることが、自立への第一歩です。(p.107)

文中で、「自立」の説明として、夏目漱石さんや岡本太郎さんを例に挙げられているのですが、

彼らの言葉・生き方からまさに「パターン分析」をされているところも、岩本さんらしい素敵な部分だと感じました。

2.発達凸凹さんが天職を見つけた方が良い理由

「自立」がしっかりとしていれば、実はどのような仕事に就いたとしてもストレスによって潰れてしまうことはない。と、ご自身の見解を明らかにしながらも

天職に就くことで発達障害のマイナスの特性の多くを乗り越えられるくらいの情熱と集中力、目的達成への強い意志を得ることができる (p.154)

ことを理由に、天職を見つけることを勧めておられます。

前提として、いちばんの天職とは、「やりたいこと×得意なこと」だと岩本さんは仰っています。

また、ADHDである自分が特に気になったのは、天職に就くと先延ばしを防ぐことができる、という内容でした。

本書によると、先延ばしの研究で博士号を取得された、ピアーズ・スティール教授が、以下の「先延ばし」の方程式を作っているそうです。

X=(期待×価値)/(衝動性×遅れ) (p.155)

Xが大きいほど、その行動のモチベーションが高いということ。

岩本さんは、分母を小さくするのは難しいので、Xを大きくする為には、分子を大きくすることが良い戦略と考えられています。

上記「幸福感がより確実に訪れると信じられて、実際に終えたとき大きな幸福感が得られる」作業、いわゆる「フロー状態」に入れる仕事をすることで、

「分子の数値」が高まり、ADHDをはじめとする発達障害の方にみられる、先延ばしを防ぐことができると仰っています。

 

また、天職に就くこと自体が、発達障害改善につながるとも書かれています!

どんなに疲れていても進めたくなる作業をしているときは、ドーパミンの脳内放出量が高まっている状態です。ドーパミンが出ているときは前頭葉もよく鍛えられますから、大人の発達障害改善には最適なアプローチですね。(中略)

天職が成り立つメカニズムには、このようにドーパミンが深く関係していると思われます。(p.165)

 

他にも、「育児は右脳を鍛えられるため、発達障害克服のために有効」などといった、面白い視点がたくさんありました。

現在、ご自身で立ち上げられたHP「発達障害の『生き方』研究所|Hライフラボ」に、ご自身の発達障害奮闘記が書かれています。

アクセス分析が得意な、岩本さんの凸(長所)を活かして、投稿時間や投稿内容など、どうすれば、お悩みの方にしっかりと届くか、徹底的に考えられて更新をされているそうです。

ぜひ、ご覧ください。

発達障害の「生き方」研究所 | Hライフラボ

 

(文・yu-ka 編集・emo)

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