Q&Aにお答えします!~発達凸凹に関するご質問~

こんばんは!GWが終わりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、LASS to the dreamが講師を務めさせていただいた「オトナテラコヤ」で、会場の皆さまがお寄せくださったQ&Aに、LASS to the dreamメンバーからの視点からお答えします!(*^^*)

大変お待たせしました…!

Q1.当事者として発達凸凹をカミングアウトするコツを教えてください。

A.僕も、カミングアウトするタイミングには悩みました。僕自身は、まず当事者会に参加するということをしてみました。当事者会では、出会う人も当事者なので、発達凸凹の話をしても驚かれることはありませんし、自分を伝える練習になります。他にも、仕事やボランティアで発達障害の支援をしている方がいるので、そういう方にカミングアウトする手段もあります。(emo)

Q2.「この人発達凸凹の当事者じゃないか?」という人に出会ったらどうしたらいいですか?

A.発達凸凹ではないかと思っても、「発達凸凹だよね」と伝えることは相手を傷つけるかもしれません。発達凸凹であろうということを伝えなくても、凸凹に合わせたお手伝いをしてあげられるはずです。「発達凸凹だ」と伝えるよりも、その人の「困っていること」を聞いて力になってあげてください。そのことで信頼関係ができれば、いつか「発達凸凹だと思ってたよ」と伝えられるタイミングが来るかもしれません。(yu-ka・yuh)

Q3.LASS to the dreamの周りでは、当事者でない人が当事者とどう向き合っているのですか?知りたいです。

A.LASS to the dreamでは「発達ですねー!」という掛け声があります。これにはいろんな意味がありますが、一つはみんなで発達凸凹の特性を「愉快なもの・かわいいもの」だと思って当事者と接しています。もう一つは、「当事者ではない」と思っている自分自身も発達凸凹の「弱い特性」を持っているなぁ、と当事者と接することで日々感じています。すべての人には得意と不得意、凸凹があります。これが社会的に困るレベルであれば「障害」と呼ばれるだけです。みんな凸凹で、みんな愉快で、みんな素晴らしい。LASS to the dreamはそう考えています。(yuh)

Q4.発達凸凹の子どもに親がしてあげられること・伝えられることは何でしょうか?当事者として、親や家族との関係に何を求めていますか?

A.「ありのままでいいんだよ」と伝えてあげてください。味方であり、理解者でいてもらえることが理想かなと個人的に思います。親御さんがお一人で抱え込む必要はありません。支援の力も上手に使って、お子さんの凹(短所)の話題をいつもするのではなく、素敵な凸(長所)と過ごす時間を多くとってあげてください。(emo)

A.出来る限り、お子さんの凸(長所)の部分をたくさん見つけて、褒めてあげてください。特に発達凸凹さん特有の0,100思考により、「1つ失敗したらすべてがダメだ!」という気持ちに陥りがちですが、「何があっても大丈夫」という『信頼・励まし』のスタンスでお子さんの側に居てもらえたらありがたいかなと、個人的には思います。お子さんに何か注意をされる際は、「〇〇されて、ママ・パパはこういう風に感じたよ」というご自身のお気持ちや、「注意する理由」を教えてあげると、言葉が届きやすくなるかもしれません。(yu-ka)

Q5.私の周りで遅刻を治すことができない当事者がいます。今は求職中なのですが、仕事に就いた場合どのように支援してあげればいいのでしょうか?

A.「なぜ遅刻しがちなのか」を、「困りごとを一緒に解決したい」という気持ちでご本人に聞いていただけると、ありがたいです。時間逆算(目算)が苦手、起立性調節障害の傾向で朝の起床が苦手、何らかの作業に過集中して出発時間を過ぎる、などさまざまなケースが考えられます。具体策として、私は前日にgoogle mapで、目的地30分前到着するための家の出発時間を算出しています。そうすると、どうしても起きられず何分か二度寝をしたり、忘れ物に気づきコンビニに寄ったり、道に迷ったり、電車に乗り間違えたり、お金を下ろし忘れATMに寄ったりしても、時間に間に合う可能性が高まります(笑)。「トラブルを0にする」のではなく、「緊急事態があってもどう間に合わせるか」に焦点を当てることは、発達凸凹さんにおススメの方法です!一度提案されてみられてはいかがでしょうか。(yu-ka)

A.これは僕が取り組んだ経験ですが、当事者本人と週3回は時間内に一緒に通所(通勤)するなど、目標設定をして振り返るという訓練をするのも、一つの手段かもしれません。(emo)

Q6.LASS to the dreamの皆さんが、自己肯定感を高く保っていられるコツは何ですか?

A.自己肯定感を保つことに関しては、僕もまだまだ取り組み中ですが、先ずはどんな些細なことでも自分を褒めることから始めるのが良いかもしれないです。(emo)

A.思い通りにいかずに自信をなくすことは、人一倍多いです。そんな時は、「その失敗があってよかった」点を見つけることを心がけています。発達凸凹の方は、視覚・聴覚 認知の得意さに偏りがあるケースが多く、私もその一人です。私は聴覚が優位なため、大好きなピアノ演奏をしているときに、自己肯定感を取り戻せている気がします。ご自身の凸(得意)な五感を活かした趣味をしてみられるのも、きっかけとしてはおすすめです!実際に、絵が上手な方、嗅覚を活かし花やアロマの香りを楽しんでおられる方、といった発達凸凹さんに出会いました。(yu-ka)

A.とにかく、たくさんの自己啓発本を読み、自己肯定感が高くなった気がします!自己肯定感が高い人と一緒にいると、それが伝染し、自分自身の肯定感も高くなる…これは事実だと思います!(naoya)

Q7.私自身もそうですが、発達凸凹の人間は、常識やマナーを守れなかったり、周囲への配慮をせず自己中心的で迷惑をかけてばかりです。このような人にどのような対応をしたらいいのでしょうか?

A.まず、発達凸凹当事者の方に、「どのような常識」をもっているのかを聴いてみてください。私自身、他の発達凸凹さんと話してみて、「一般常識」と思っていたことと異なる自由な考えに、いい意味で驚かされることがあります。次に、常識をすり合わせることが大事かと思います。「普通はこうでしょ」と言いたくなるのをグッと堪えて、「こうされたら不快に思う(不快に思う人が多いと感じるよ)」「こうしてもらえたら嬉しいよ」と、丁寧に伝えてもらえたら幸いです。

Q8.emoさんyu-kaさんをご両親が育てられるうえで気をつかっておられたこと、逆に特に気を遣わず普通に育てられた、などのエピソードはありますか?

A.僕の場合は、相手に迷惑をかけるな、相手を否定するようなことはしたらダメだ、と育てられました。(emo)

 A.忘れ物、ケアレスミスの常習犯だったことを心配して、よく叱られていました(笑)。親は発達凸凹のことを知らなかったですし、将来私自身が困らないようにと、叱責してくれていたように思います。しかし、何度も言われて正直辛い部分がありました。それ以外の部分は、特に気を使わず育ててくれたように思います。(yu-ka)

Q9.いつ頃発達凸凹は分かったのでしょうか?

A.僕は2014年の冬に分かりました。24歳のときです。診断時の率直な感想は、「生きづらさの正体はこれか」という安堵感と、「俺は障害をもっているのか…」というショック、両方がありました。真剣に自分の特性を受け入れて味方になってくれる人との出会いにより、徐々に診断を受け入れられるようになりました。(emo)

 A.私は2013年の夏、20歳のときです。飲食店のアルバイトを転々とするも、何度も躓いていたことをきっかけに、「要領の悪さ」を直す方法をネットで検索。そこで初めて「発達障害」の存在を知り、思い当る節があったため、大学の相談室で打ち明け、紹介された発達・臨床心理センターで受診。結果、心からスッキリしました。頑張ってもどうしても苦手だと思う部分が、WAIS検査の数値に現れていて、納得できたからです。しかし、「障害」と言うと引かれないかという恐怖感が強く、初めて周りに打ち明けられたのは、1年後のことでした。理解のある友人が、丁寧に受け止めてくれたお陰で、今があると思い感謝しています。(yu-ka)

いかがでしたでしょうか?少しでも参考になる点があれば幸いです✨

他にもご質問があれば、ぜひコメントや、メッセージをいただけると嬉しいです!お待ちしています!

(文:yu-ka, 編:yuh)

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